【自分では気づかない才能を見つける】「得意なこと」から「活かせるスキル」を探す3ステップ
ステップ1で、無理に頑張ることをやめて、あなたが自然とやっていた「得意なこと」を書き出してみましたね。
このステップでは、そのリストをもう一度見直し、そこに隠されているあなたの**「才能の芽」**を見つけていきます。
「自分には特に才能なんてない…」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。あなたが「当たり前」だと思っていることの中にこそ、特別な才能が隠されているのです。
1. 「なぜそれが得意だったか?」を深掘りする
書き出した「得意なこと」について、「なぜそれが得意だったのか?」と自分に問いかけてみましょう。答えは一つではなく、いくつも見つかるはずです。
【具体的な行動】
- 問いかけリストを使って考えてみる
- 「絵を描くのが得意」→「なぜ?」→「観察力があるから?」「色使いが上手だから?」「相手の描いてほしいものを理解する力があるから?」
- 「人の話を聞くのが得意」→「なぜ?」→「相手の気持ちを察するのが早いから?」「共感力が高いから?」「冷静に状況を整理する力があるから?」
- 「細かい作業が好き」→「なぜ?」→「集中力があるから?」「地道な作業が苦にならないから?」「完成した時の達成感が好きだから?」
- ポイント: この作業では、答えがすぐに見つからなくても大丈夫です。無理に絞り込まず、頭に浮かんだ言葉をすべて書き出してみてください。この「なぜ?」を繰り返すことで、あなたの才能の輪郭が少しずつ見えてきます。
2. 才能の芽を「スキル」という言葉に言い換える
ステップ1で考えた答えを、より専門的な言葉、つまり「スキル」に言い換えてみましょう。
【具体的な行動】
- 才能をスキルに変換してみる
- 「相手の気持ちを察する力」→「傾聴力」「共感力」
- 「細かい作業を続ける力」→「精密性」「忍耐力」「集中力」
- 「分かりやすく伝える力」→「コミュニケーション能力」「プレゼン能力」
- 「段取りを組むのが得意」→「マネジメント能力」「計画性」
- ポイント: 「傾聴力」や「集中力」といった言葉は、履歴書や面接でも使える、あなたの強みそのものです。これまでは「当たり前」だと思っていたことが、実は価値のあるスキルだったと気づくことができるでしょう。
3. スキルを「仕事」や「資格」に結びつけてみる
最後に、見つけた「スキル」が、どんな仕事や資格に活かせるかを考えてみましょう。
【具体的な行動】
- 「〇〇スキル 活かせる仕事」「〇〇スキル 資格」で検索する
- インターネットで検索してみるのが一番簡単で効果的です。
- 例:
- **「傾聴力 活かせる仕事」**で検索→カウンセラー、コーチ、営業、人事など
- **「精密性 活かせる資格」**で検索→簿記、CAD、医療事務、ネイリストなど
- 思いついた仕事や資格をリストアップする
- 少しでも「面白そうかも」と感じた仕事や資格を、自由にリストアップしてみましょう。
- ここでは、「本当にできるか?」を考える必要はありません。「こんな世界もあるんだな」と、視野を広げるつもりでリストを作ってください。
【最後に】
あなたは、資格取得の挫折を通じて、自分の「得意なこと」という宝物を見つけました。
このステップで明らかになったあなたの才能の芽は、あなたがこれから進むべき道を示す大切なヒントです。
次は、このリストの中から「ちょっと気になる」ものを選び、行動に移すステップです。焦らず、あなたのペースで進んでいきましょう。
ステップ3に進む👉 「本当に興味のある資格」を「ちょこっと」調べてみる
最初に戻る👉 【挫折経験者へ】頑張れない自分でも大丈夫。あなたの得意なことは、すでに資格になっているかもしれない
「自分が何をしたいか」は、最初から見つかるものではありません。焦る必要はありません。大切なのは、「完璧な目標」ではなく、「小さな好奇心」を大切にすることです。
今日からできる小さな一歩を、この記事を読み終わった後にぜひ試してみてください。あなたの人生の新しい扉は、きっとそこから開かれます。
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