はじめに
兵庫県は瀬戸内海沿岸から日本海側、山岳地帯まで広がる県で、阪神・淡路大震災をはじめ多くの災害を経験してきました。地震・津波・豪雨・土砂災害のリスクが高く、特に神戸市など都市部は地震や火災、沿岸部は津波・高潮の影響を受けやすいため、日頃からの備えが重要です。
兵庫県の主な災害リスク
1. 地震
- 阪神・淡路大震災(1995年)で震度7を観測、甚大な被害を経験。
- 丹波地方や北播磨地域も活断層があり、将来的な地震リスクあり。
- 建物倒壊・火災・ライフライン停止の可能性が高い。
2. 津波・高潮
- 日本海側沿岸や瀬戸内海沿岸の港湾地域は津波・高潮による浸水リスク。
- 過去の津波被害は少ないものの、南海トラフ地震の影響を受ける可能性あり。
3. 豪雨・河川氾濫
- 武庫川、加古川、吉野川などの一級河川で洪水の危険。
- 集中豪雨時の都市型水害も想定される。
4. 土砂災害
- 六甲山地・播磨山地・但馬地方など山間部で土砂崩れや土石流の危険。
- 豪雨時は集落孤立の可能性あり。
兵庫県 過去の災害事例
年 | 災害名 | 被害概要 |
---|---|---|
1995年 | 阪神・淡路大震災 | 神戸市を中心に震度7、6,400人以上が死亡、建物倒壊多数 |
2018年 | 7月西日本豪雨 | 北播磨・丹波地域で河川氾濫、土砂災害発生 |
過去 | 南海地震・東南海地震 | 日本海側沿岸や瀬戸内海沿岸で津波リスク |
出典:阪神・淡路大震災 神戸市被害状況速報 阪神・淡路大震災 教訓情報(国土交通省) 阪神・淡路大震災概要(国土交通省)
避難場所の確認
兵庫県では、防災ポータルや各市町村で避難所や避難ルートの情報を提供しています。
地震・豪雨・津波のリスクに応じて、高台や耐震建築物への避難を優先してください。
備えておきたいこと
- 家屋の耐震補強・家具の固定
- 非常食・水・簡易トイレを3日分以上備蓄
- ハザードマップで自宅周辺のリスクを確認
- 家族で避難場所・連絡方法を事前に共有
まとめ
兵庫県は地震・津波・豪雨・土砂災害のリスクが非常に高い地域です。阪神・淡路大震災の教訓を生かし、日頃から防災意識を高め、避難経路や備蓄を整えることが命を守る第一歩です。
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