一人じゃ無理ゲー。「相互信頼」があれば、もっと大きなことができる

あなたは、友達や家族、職場の仲間など、誰かと一緒に何かをした経験があると思います。

その時、「この人となら、きっとうまくいく」と感じたことはありませんか？

野球のチームプレーを想像してみてください。

バッターが打ったボールを、ファースト、セカンド、サード、ショートといった内野手が連携してアウトにする。盗塁を阻止するために、ピッチャーとキャッチャーがサインを交わし、息の合ったプレーを見せる。

これらのプレーが成功するのは、選手一人ひとりの技術はもちろんですが、お互いを信じているからこそ生まれるものです。

「あの選手なら、きっとこの場所にボールを投げてくれる」「このランナーは、きっとスタートを切ってくれる」

この、仲間を信じる力、それが「相互信頼」です。

「相互信頼」があれば、一人では達成できないような大きな目標も、みんなで力を合わせれば実現できるようになります。

楽たま厳選！「相互信頼」データ一覧

信頼は、一方通行では生まれません。まずは、「相手には自分にない力がある」と認めることから始まります。

色々な役割があることを知る：野球チームには、バッター、ピッチャー、キャッチャー、そして様々な守備位置の選手がいます。それぞれ得意なこと、役割が違います。私たちの周りの人も同じです。得意なこと、得意な分野は人それぞれ。
「すごいな」と感じる部分を見つける：友達のアイデアが面白かった、同僚の仕事が早くて正確だった。小さなことでも良いので、「この人のこういうところはすごいな」と感じる部分を見つけて、心の中で認めてみましょう。

【実践してみよう】

身近な人を一人思い浮かべて、「この人のすごいなと思うところ」を３つ見つけてみましょう。

信頼は、言葉や態度で伝えることで深まります。

野球の選手が、ピンチの場面で声を掛け合ったり、グータッチをしたりするのも、お互いを励まし、安心感を与えるためです。

感謝の気持ちを伝える：何か助けてもらったら、「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
約束を守る：些細なことでも、一度約束したことはきちんと守りましょう。「この人は約束を守ってくれる」という安心感が生まれます。
困っている時に声をかける：仲間が трудности そうな時、「何かできることある？」と声をかけるだけでも、相手は「気にかけてくれているんだ」と感じ、信頼感が深まります。

【実践してみよう】

今日、誰かに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみましょう。